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テクニック中心に練習するメリット・デメリット

  • 執筆者の写真: バボ
    バボ
  • 2022年8月24日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!SVC公認ボーカルコーチのバボです。

今回は前回の話を広げていこうと思います。

テクニックを中心に練習するかスタイルを中心に練習するかは一長一短あると前回書きましたが、具体的にそれぞれのメリットとデメリットについて挙げてみたいと思います。

今回はテクニック編です。


テクニック中心に練習することのメリットとして一番は基礎力が身に付くことです。

基礎があるということは応用が利くということです。歌はメロディと歌詞の組み合わせで数えきれないくらいのパターンがあります。音程の幅や子音や母音によって発声のしやすさが変わってきます。テクニックを身に付けることでこれらに対応できるようになるのが大きいです。

一方で、テクニックを気にしすぎてしまうあまりに歌が聞いていてつまらないものになってしまうということがあります。

良い発声=良い歌ではありません。テクニックを中心に練習している人は安全に歌うことを重視し過ぎしてしまいこの状況に陥りやすいです。

あくまでテクニックは基礎で、そこから上を目指すにはあえて崩していくことも必要になります。しかしわざと崩した後もいつでも安全に発声できるとこには戻って来られなければいけません。

それこそがしっかり基礎が身に付いているということですし、もし崩したまま戻って来られないのであればまだ崩す準備ができていないということと言えるでしょう。


いかがだったでしょうか。

今回はテクニック中心に練習するメリットとデメリットについてでした。

次回はスタイルを中心に練習するメリットとデメリットについて書いていこうと思います。



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