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ビブラートを習得するまでの話

  • 執筆者の写真: バボ
    バボ
  • 2022年9月28日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!SVC公認ボーカルコーチのバボです。

今回は前回の話を少し広げる形で僕自身がどうやってビブラートを習得したのかを書いていこうと思います。


ビブラートの習得は僕がボイトレに通い始めた理由の一つでもあります。

当時はレッスンでピッチを半音上下に動かすようなことをやっていて、一人で練習するときも同じようにやっていました。

しかし残念ながらそれではうまくいきませんでした。

自然なビブラートにならず頑張ってかけようと余計な力が色々入っていたなと今となっては思います。そもそもとしてビブラートの感覚というものが全く掴めなかったのです。


そこから一度ビブラートの習得は諦めてしまったのですが、別の先生のレッスンを受けて相談したときに自分の中で何かが見えたのです。

そのときどんなことをやったかというと同じ母音を連続で言うというものでした。

表記するならば「あぁ」「いぃ」「うぅ」「えぇ」「おぉ」です。

当時は「おぉおぉおぉおぉ」とやらされてたと思います(実際は大きいの大の字を連続で大大大大…というもの)

その感じがビブラートの時の状態に近いと言われて初めてビブラートというものの感覚がわかりました。


この手法は同じ母音を連続で発音することができる日本人だからこそ使えるとも教わりました。

外国の人だと「ああいいううええおお」は「あーいーうーえーおー」になるとのことです。


これをきっかけに話声で同じ母音を連続で発音するところから実際に色んな音高をつけてやってみるという練習をすることで段々ビブラートがかけられるようになりました。

この時の体験がなかったら未だにビブラートを習得できてないかもしれません。


もしビブラートをかけられなくて悩んでいるなら一度この方法を試してみると良いかもしれません。



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